攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society

ペイパービューの事前電話予約にて視聴ができたので見た。面白かった。
事前情報からSAC版のGHOST IN THE SHELLだとはわかってたけれどもあそこまでオマージュいっぱい入ってるとは思っていなかった。原作と内容はだいぶ違うけれどテイスト的、作品の雰囲気はすごく原作よりで、士郎正宗GHOST IN THE SHELLといったところか。原作の攻殻機動隊が好きな僕としてはSolid State Societyはかなり満足のいく作品だった。

こっからネタバレ含みますので注意。

原作最終話を下敷きに現代社会の問題を上乗せして映画と同じあの有名な台詞で終わっているのにもかかわらず素子はネットと融合しないで現実世界を生きていくと受け取れるラストはすごく好き。光学迷彩ダイブや映画版にも出てきた玄田さんのキャラ、さらには敵の正体。一つ言わせてもらうが、敵の正体は人形使いと同じ組成にして欲しかった。しかし納得させられる正体。タチコマもちゃんと復活します。ボディは今までどこに?フチコマかわいそうだ。せめて赤く塗ってもらえればよかったのにね。

Solid State Societyを見る前にGHOST IN THE SHELLと原作本を読んでおいて欲しい。そうすれば一層楽しめる。
次はSAC版イノセンスを期待している。