小話のほうが普通の話よりなげえし

A「今日は筆者急逝、もとい急性肝炎のため脳内住民の会話で行こうと思うよ。」
B「それはそれで結局筆者が書いてるのと変わらないと思うよ。」
A「それを見ないフリできるのが大人の優しさだと思うよ。」
B「そんなのが大人の優しさなら僕は大人になんかなりたくない。盗んだバイクで走りつづけたいよ。」
A「でも結局いろんな事から卒業してしまうんだよ人は。」
B「結局学校から開放されても社会という大きな歯車に組み込まれ一生抜け出せないんだと気が付いたときにはもうすでに同窓会とかに顔出し始めてるものね。」
A「支配から卒業したところで公園のベンチで俯いているなら私は社会の奴隷で生きようと思うよ。資本主義万歳。」
B「なら僕は軋むベットの上で優しさ持ち寄ろうと思うよ。」
A「だからってデリヘルばっか頼むのもどうかと思うよ。」
B「人間は一人じゃ生きていけないってつくづく思うよ。だからこそのデリバリー娘じゃないかな。」
A「かなって言われたって私にはわからないよ。でも悪い女につかまらなければ良いね。」
B「その辺は心得てるから。いくら風俗で働いているのは学費を稼ぐためだとかいい話されても事が終われば男は冷静になれるものなのさ。」
A「むなしいね。それこそガラスを割って回りたい気分だね。」
B「結局何にも縛られたくないのさ。」
AB「お後がよろしいようで。」
よろしくねえよ。