不機嫌なジーンを見る理由

近年、海外ドラマしかドラマを見ていない私が久しぶりに初回からずっと見ているドラマ。
正直がっつりはまり込むほどに面白くはない。脚本も強引な展開や、時間経過などが目立つ。出演者が多くてそれぞれのキャラ付けが最終話一つ前の現段階でも微妙。第一、前半戦というかこのドラマの負債である仁子とムシ男との恋愛うんぬんははっきり言っていらない。教授との仲を引き立たせたり、その後のラブストーリーの布石にするためにあっさり付き合ってあっさり別れると思いきや7話も引っ張られるとは思わなかった。現時点9話のドラマの雰囲気とムシ男が出てきたときのドラマの雰囲気とでは全然違う。つうか今のこの雰囲気を5話くらいにもってきとけばよかったのでは?
でも見てしまうのだ。このドラマを見たきっかけは単純で好きな人と一緒に初回を見たからだ。
それからは自分で見てる。でも必ず録画。この時間は裏でどうでしょうリターンズをやっているので重要度は雲泥の差ながらちゃんと見てる。
何処が面白いのかといわれれば、このドラマのテンポがいい。コテコテのラブストーリーになりきれない雰囲気がいい。南原教授は近年まれに見るつぼキャラだ。あと一応テーマに科学的な要素を含んでいるのがいい。コネタも好きだ。エンドクレジットとか。
このドラマほど脇役が脇役らしい扱いを受けているのもめずらしいのでは。そういう雰囲気が海外ドラマに通ずるところがあると思う。
あとこれもある。続きが気にならない。なぜかはわからないが見終わった後、早く来週にならないかなといった感情が湧き出ない。非常にあっさりはい終わりといった雰囲気。
でもなんとなく録画予約をしている自分がいる。
あと2回。結末はどうなるのか気にならないのでどういう結末でもいい。