チェインリング

そして堂々巡り。終わらない後悔と怨嗟。常に感じるのは自分の無価値さと相手の無関心。
きっとボクがこうやって死にそうなくらい思っていることもどうでもいい事で。君がボクを傷つけていることすらわからずにいる。
二人が約束したことなんて、きっと君はまた忘れているんだろう。その約束だけが頼りのボクはどう生きていけばいいんだろう?
それでいいって言ってるけど、そんな事あるわけ無いだろ。君の態度一挙手一投足に目を配っているのに。いつも傷が絶えない。
いつか終わる。終わらせてもいいと思ってる。毎度毎度同じことの繰り返しなら全部壊すなら全部ぶつけてそれで終わりでいいとおもう。
君はきっとボクのことなんて忘れてしまうだろう。他の人たちがそうであったように。君にとってボクはなんなのだろうか?
もうよくわからない。わからないことは嫌いだ。信頼ってなんだろう。自分がいくら相手を信じようともそれを裏切ることを繰り返されればもう疑念しか出てこない。
ボクらが誓った約束はほころび解けて失われ、出会えた事を無かったことにして消えてほしい。
感情は爆発して、自分を抑えられなくなる。不安、怒り、疑心暗鬼。もう戻れない、必要じゃないならさっさとボクから消えてよ。
一時の感情でそうやってすべてを台無しにし続けるなら、台無しにし続けられるボクは台無しになったかけらを拾い集めて組みなおしてまた笑った振りをするのだろう。
君に与えられたものってなんだろう。この気持ちはボクが抱いてしまったもの。押し付けがましいことはしたくないし、嫌われたくもない。
どうして近くにいるのに遠いんだろう。近づけば近づくほど遠くなって、君の気持ちが見えない。
客観的な考えなんてどっかに吹っ飛ばして、もう利己的にエゴを振り回したい。どうにかなりそうだ。
惰性。これがここまでしっくりする事は他にはない。もう終わりにするべきだ。

わかっているけど受け入れられない。受け入れればまたボクは一人になる。
どこかの誰かになる。
届ける手段は消えた。もう届かない。
君を縛っている鎖をそろそろといてあげようと思う。